おいしさの探究 に戻る 調査の目的
食品の味には甘味、うま味、酸味、塩味、苦味の5基本味があるとされている。これらの味の受容のされ方、脳への伝達と脳における情報処理については精力的に研究されているが、肝心の味がどの程度好まれているかについては、ほとんど知見が得られていない。その場合にも、純粋の味覚物質を用いた試験に基づいている。実際の食品中での味の好まれ方が重要である。 そこで、食品中に感じられている5基本味の好ましさを比較することを目的としたアンケート調査を実施した。 注:本調査のもう少し詳しいまとめは、「5基本味の好ましさの分析」の標題で、New Food Industry, Vol.57, No.11, 50-57 (2015)に掲載してあります
(2016年1月作成)